30.8.24

ギタールシアーへの道(26)

 

ギタールシアーへの道(26)

Pata de Urso (Bear Paw)

(Luthier Benedetti Custom Guitars-SP) 

 一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、26度目の講座レポートです(2024年8月29日)。

 Luthier Benedetti Custom Guitars(Facebook)。

2024年(8月)6度目の講座レポートです。とうとう生徒は僕一人になってしまいました。(パイセンのAlexandre氏は時々しか現れないので)、Daniloもどうやら自分のギターを完成させたようです。

 

久々僕のヴィオロン(^^♪

 

 今日は先ず、前回次回に持ち越したペグを取り付ける穴を調性する作業から始めました。

慎重にドリルで穴を少し広げて…、ハマりました。

(てゆうか、先生がやってくれました😅)


 次は、ヤスリ掛け(またもや😌)
 
600番で総仕上げしなさいとの事 (400で終わりでなかったのか。一体何番まであるんですかと聞くと、1200迄あるそうです)。600番まででいいよとの事で一安心😄
 
 
シコシコ、シコシコ
 
これで良いですか? 

先生がチェック(ドキドキ)。
 
うーん、ヒールの部分に調整が必要だねってことです(ヤスリ掛けはOK) 。修正用の小さな部品を切り出します。
 
無事にヒール部分の修正が終わると、いよいよ塗装作業に入ります。午前の作業はここまで。
 

 
お昼は近くの中華料理屋🍜🍤🍣さんでとることにしました。
写真はありません😅 

そんなわけで、午後からはGoma Laka(ニス)を塗る作業です。

 

アルコールで薄めたニスを、少しずつ綿にしみ込ませて布でくるんだものを使ってギター全体に塗布していきます。
 
 
乾くのは思いの外速いので、パートに分けて(裏版のボディ半分、またその半分側面というように)少しずつ…。
 

すると少しずつ光沢が出てきました。

この工程は重ねれば重ねるほど綺麗に仕上がるそうです(※40回~100回程)。
 
4回程繰り返すと、アルコールだけを塗布して(おそらくムラを無くすために)、またニスを4回程塗ってアルコールと言う様に繰り返す作業です。こんな風に🎶
 
その様にしてゆくと、トップ板に動物の足跡のような模様が浮き上がってきました。
(良く見えないけど、次回もっとわかるように写真を撮ろうと思います。)

講師のVicente師曰く、木材がもともと持っていた模様でこれが出てくると希少価値が上がるとのこと。
ラッキーな模様です(^^♪
 
 そうこうしているうちにこの日はタイムアップ。次回に持ち越しです。完成までは後2回の講座で出来るだろうとの事。10月は僕の誕生日なので、素敵な誕生日プレゼントになりそうです。
 
★おまけ 
Daniloが自宅の工房で仕上げたギター。
スチール弦のかっこいいギターです!
さすが、既にLuthierとして働く彼綺麗に仕上がりました(^^♪

また来月度(9月分)レポートいたします。

 

 

   Haru


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