8.11.24

  ギタールシアーへの道(29)補講編①

Rapadura é doce mas não é mole

(Luthier Benedetti Custom Guitars-SP) 

 一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、29度目の講座レポートです(2024年11月7日)。

 Luthier Benedetti Custom Guitars(Facebook)。

ある雨の日の悲劇(4日)、雨で落ちたピタンガの実で足を滑らせ、自宅の玄関前の階段で後ろ向きに大きく転んでしまいました。

Camilo先生のレッスンの日。先生に見せようと意気揚々と背中に担いだギターは、僕を助ける為にこんな無残な姿に( ノД`)シクシク… 

おかげで僕は怪我をせずに済んだけど...。 

 

早速Vicente先生に連絡して追加の講義を依頼しました。

 トップ板にもヒビが入ってしまいました😅

 

7日、先生に見せに工房に着くと、先生より「さて手術をはじめよう!ギターが傷ついた時はどんな時もまずは弦を外してあげる事。覚えておいてね」ってことです。


 さーせん😌

すると、どしたの、どしたのって講師の先生方が心配して様子を見に来てくれました。

あざす💕

 

 まあ、こういったことはよくあることの様で、修理する方法も学べるので結果オーライという事です。

まずはギターを固定して、
 
裏版を外すために
Filhetepurfling and binding)を削ります。世界のMakitaで先生が慎重に作業して下さいました。

削り終わると、紙テープでマスキングして、接着剤を取るためにドライヤーで温めながら、丁寧に裏版を外しました。

 

外し終わると、 この様に割れた部分をかみ合わせて瞬間接着剤で接着しました。


そういえば、ギターの中には講師のVicente先生から頂いたサインと、自分で書いた

「"Haru" Marcio Benedetti Luthier」 

の文字がありました😃✏

これを書いたとき写真を撮り忘れていたので、もう2度と目にすることは無いかなとということで、パチリと📷


あと2回の追加講義で直るよってことです。

また来週講座の様子レポートします。

 

 君は命の恩人、丁寧に仕上げてあげるからね(^^♪


★おまけ 
 
工房近くのバイ―ア料理のお店、Danado de Bomで追加講義に付き合ってくれたつれ合いと一緒に夕食。ブラジルで初めてVatapáを食べました。
 
今二人は、Dorival Caymmiの『Vatapá』を練習中なので、さっそくロケ地の候補になりました。近いうちに録画しようと思います(^^♪コーンミールとヤシ油で出来た東北料理は、素朴だけどインパクトがあり、忘れられない味になりました。
 
Quem quiser vatapá oh♬

 

   Haru


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