2.7.23

ギタールシアーへの道(16)

 

        ギタールシアーへの道(16)

Autógrafo

(Luthier Benedetti Custom Guitars-SP) 

 一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、16度目の講座レポートです(2023年6月29日)。

 Luthier Benedetti Custom Guitars(Facebook)。

2023年6月度の講座。この日は、前回の講座で次回にと持ち越した、トップ板と裏版の貼り付けをすることになるなと、ウキウキとした気分で出かけました。😃💕

今回の出席は、Vicente師と助手のMarinaさん、Jair、Danilo親子と、CampinasのDiegoとヴェジタリアノのVitorでした。今日はMarinaさんがチョコ・クッキーを持参してくれました👀👏


 他の生徒さんたちの進行を伺いながら、Vicente氏が徐にやって来て僕のパーツを吟味。Marinaさんと何やら相談が始まりました。


 どうやら、ネックとボディの接着面の関係で、ややネックが傾く癖がついているようで、トップ板の接着の前に今一度ネックの角度とボディが真っすぐになるよう、修正する必要があるとの事(後に修正できないとのことでこの作業はとても慎重に進みました)。

この様に固定して…。
 

無事に修正が済み、先ずはトップ板の接着から。この様に、いくつもプラスチックの棒を当てがって接着剤の乾燥を待ちます。

 今日のお昼は、食欲があまりなく(近頃サンパウロは俄かに冷え込んで風邪をひいてしまいました😌)、いつものレストランでアサイーを頂くことに。 


お昼ごはんから戻ると、外していいよとの事で、プラスチックの棒を開放。

もう閉じちゃうから、サインでも書いておいてねってことで、Vicente氏にサイン(Autógrafo)をお願いして書いてもらいました(残念ながら写真を撮るのを忘れてしまいました)。

先生から頂いたサインは、もう二度と見る事は出来ませんが、いい思い出になりました😅💃


 乾燥を待つ間に、ブリッジに弦を通す穴を空けました。

○自分用メモ

全体が11,8mm

穴は1,5mm


 ちなみにこの両方が針になっているコンパスを

Compasso de ponta secaというそうです。


 穴を空ける印を打つのに使いました。

ようやく、ようやく…

ギターの形になりました♬

ちなみにこのお嬢ちゃんはVicente先生の子供さんです。

 またね♬

  

また来月(7月分)レポートいたします。

 

   Haru


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