27.10.23

ギタールシアーへの道(18)

 

         ギタールシアーへの道(18)

Almoço Privado

(Luthier Benedetti Custom Guitars-SP) 

 一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、18度目の講座レポートです(2023年10月26日)。

 Luthier Benedetti Custom Guitars(Facebook)。

2023年10月度の講座です。前回お願いされていた、Filhetepurfling and binding)の購入。インターットで注文していたのですが、講義日までに届かず😌。他にやることはあるかと先生に尋ねると"Sempre tem!😊"との事で行ってきました。

家を出る前、つれあいが「私も行く!」とのこと。 自分の手作りアートを展示する為のスタンドが欲しかったようです。そりゃま、木材はきっと余ってるからね😏

工房に到着すると、もう作業が始まってました。


僕も、自分のギターを探し出して…。

ありました。

Norycoさんは先生と木材の選別に。ありがとう先生🙌

今日はFilheteの作業の代わりに、前回ヘッドに貼り付けた修正用の板の加工から始めました。


この様に裏側から小さな穴を空けて刳り貫いて行きます。

上手く行きました😉


助手のマリナさんに手伝ってもらいながら、慎重に形を整えていきます。


 
綺麗に修正出来ました。

 

今日は、夫婦で水入らずの昼食をと、

"Gente vai no outro lugar, almoço privado kkk"

 等と言いながら💕。この日はいつもの大盛スパゲティではなく、工房近くのカフェテリアでお洒落な昼食です。

ベーグルサンドと、シナモンロール(^^♪

 

午後からは、 ナットの加工も行いました。牛骨~。牛骨の加工は髪の毛が焦げるような臭いが漂うので、少しげんなりします😑

 


また先生の指摘で、ヘッドに空けた穴で少し上に空きすぎているところがあるから、

「開け直そう、後で故障の原因になるからね」とのこと。


詰め物をして次回穴を空けます。

ネックとのジョイント部分も丁寧にヤスリ掛けしました。


 また次回まで~

 

○追記

注文していたFilhete。講義の前日(休暇日)に職場に届いてた👺間に合ってたじゃないか!


 後、Norycoさんの戦利品。

 

また次回(11月分)レポートいたします。


 

   Haru


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4.10.23

ギタールシアーへの道(17)

 

         ギタールシアーへの道(17)

Gente gostou "Okaki" no dia

(Luthier Benedetti Custom Guitars-SP) 

 一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、17度目の講座レポートです(2023年9月28日)。

 Luthier Benedetti Custom Guitars(Facebook)。

2023年9月度の講座です。実は7月はひどい風邪をひいてしまい、欠席。前回(8月度)は、講義前日に携帯が故障してしまい写真が撮れずにブログの更新が出来ませんでした😅

ので、久々ですが9月度のレポートです(^^♪ 

実は前回(8月)の主な作業は、フレットの加工でした。この黒い木材はRoxinhoという木材(おそらくパープルハート)だそうで、元々は綺麗な紫色をしたマメ科の木材だそうです。フレットの溝は電ノコで入れるのですが、細かな微調整は紙やすりや、鋸でとの指令で、これが中々根気のいる作業(めっちゃ硬い)で、手が筋肉痛になりました😅

でも、ギターの形が見えて来てとてもHappyです(^^♪💕
 

 さて、この日の作業は、ヘッドにペグ(ポルトガル語はTarrachaという)を取り付ける為の穴を空けたときに欠けてしまった個所を補修する作業を行いました。
 

 まずはノミで補修する木材を取り付ける為の穴を空けて…、
 

 木片を埋め込みました(接着は瞬間接着剤で👇👀)
 

少しヘッドの裏側を削っていきます(先生がお手伝いして下さいました)。

そうして、薄い板をヘッド裏側に貼り付けるのですが、この様に板を温めカーブを付けてから貼り付けます。
 
中にコイルが入ってて、電源を入れると温まる仕様。絶妙な角度がついています😃
曲げた木材を貼り付けて固定しました。

その様にして、何とか補修の作業を終えました。この日のお昼はいつものレストランでハンバーガーを食べました🍔


午後からは、ナットとブリッジのパーツの加工を行いました。牛骨を切り出します。Marinaさんが手本を見せてくれました。
 
こんな感じ(^^♪
 

 

また、フレットボードがサウンドホールの穴と一致するように、弓上に削りました。



 次回は、Filete(
purfling and binding)を取り付ける作業になるので、買っておいてねとのことです。

 


 

○おまけ

この日カフェのお共にと持参したお菓子、Biscoito de Arroz(小さなぼんちあげみたいなやつ)を皆ことのほか気に入ってくれました。味はチーズ味(ブラジルナイズされてますが日本文化最高です🎶)で本当に美味しい!💜 これを日本ではOkakiというんだよって皆に教えてあげたら、ウケました(^^♪(特に助手のMarinaちゃんが)何が面白いんだか🐼…。また今度も持ってきてねだって。今度はバーベキュー味を持って行こう😊

 

また次回(10月分)レポートいたします。


 

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ギタールシアーへの道(30)補講編②

    ギタールシアーへの道(30)補講編② "Umaku Yatteimasu!" By Prof. Wo (Luthier Benedetti Custom Guitars-SP)    一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、30度目...