24.3.23

ギタールシアーへの道(13)

       ギタールシアーへの道(13)

Chegou Novos Alunos

(Luthier Benedetti Custom Guitars-SP) 

 一か月に一度のギター職人の為の集中講座(アコースティック)、13度目の講座レポートです(2023年3月23日)。

 Luthier Benedetti Custom Guitars(Facebook)。

今年(2023年)の3度目の講座。今日は今朝からMetroがストライキを起こした為、欠席や遅刻の連絡が相次ぎ(結局Campinas組は今回も欠席)新入りのVitorもたどり着けなかった模様。僕は徒歩にて向かいました(家が近くて良かった😄)。定時よりやや遅刻して向かうと、Uberで来たというVicente師が既に待っていてくれました。続いてヴィオラ・カイピーラのThiago君が到着(彼はいつも隣町のCotiaから来ています)。今回は二人で講義が始まりました。

 

 いつもの工房に入ると、やや異変が。

 

「あれ、生徒さんたちのパーツが減ってる…」

 

異変の理由はこれでした👇😃👏

生徒さんたちのギターが完成形に近づいてきているのです。

別室に掛けられていました♬

 何て楽しみ 😁

 

 さて、今日の作業は

表版裏面のパーツに、トラスロッドを通す穴を空けるところから。
程なく穴を空けると、次の作業へ。
 
先ずは側板をギターの型にはめ込み。
 
表版、裏版を貼り付ける前にガタガタした部分を平らにする必要があるとこの事で…。
 
先生いわく、ギター職人のハイテクノロジー💻
(Alta Tecnologia)
T字型の木の先端に紙やすりが張り付けられています。
 
このハイテクノロジーな器具使って、まんべんなくヤスリ掛けをしていきます😉
左右に行ったり来たり回転させるように…。
 
そんな作業を行っていると、今日から新入りさんが参加されるとの事で、二人遅れて到着。

ジャイールさん(中央)とダニーロ君(左)。
 
今回から親子で参加です(ちなみに右はヴィオラのチアゴ)。
 
ダニーロ君は既にルシアーの工房を開いているのだそうで、工房では主にエレキの修理等をしていて、今回、アコースティックギターの勉強を始める為に通う事にしたのだそう。彼の工房で手伝いをしている父ちゃんは、役立てることがあればとヴィオラ作成を勉強するそう。チアゴのコンパンニェイロ(仲間)が出来ました。良かったね😊
 
さて、午後からはネックと側板を繋ぎ合わせる為の微調整等を行い、徐々にギターの形が見えてきました。
表版の厚さを図って、ジョイント部分の加工をして…。


ギターの形が見えてきました!🙌💕
 

また来月(4月分)レポートいたします。

 

  Haru


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